2001年12月2日、我が家に新しいクルマがやってきました。ステップワゴンの納車、というより引取りです。朝、これまでの感謝を込めて丁寧に最後の洗車をしたカルディナに家族4人乗ってホンダのディーラーへ。
 納車の儀式の後、車輌感覚に慣れようと軽いドライブを兼ねた買い物に行き、帰宅してみたら・・・!? どういうわけかご近所の皆さんがたまたま庭先などにいたり、まさに出かけようとしていたりで、我が家がクルマを買い換えたことが一発で知れ渡ることになってしまいました。これだけ皆さん揃って外にいるなんて、いったいどういうタイミングなんでしょうね。
 ともあれ衆人環視の中での車庫入れとなったわけですが、これが切り返しの嵐。新型ステップワゴンは小回りの良さを売りにしているけど、それはあくまでも旧型に比べての話。今までのカルディナよりは車体も長く小回りが効かないので、これからは袋小路の中に頭から突っ込んで来ずに、表の通りからバックで入って来たほうが良さそうです。
小回りが効かなくなったので左の方法では入れにくくなった
家2軒分バックして、カーポートで一度は切り返しが必要

 今度のクルマはぼくにとって4台目(それとは別に女房の軽自動車も自分名義にはなっていますが)、これまでのクルマ歴はダイハツのミラから始まって、マツダ(ファミリアワゴン)、トヨタ(カルディナ)、そして今度のホンダと、一貫してメーカーの一貫性の無さを誇っているのです(なんのこっちゃ?・・・しかも、心情的にはスバルファンだったりする)。それでもステーションワゴン系に乗り継ぐという統一性はあったのですが(ミラは軽の商用バンだけど、見た目は似たようなものだ)、今回はかなり雰囲気が違うのです。まぁ、それでも車検証ではステップワゴンも「ステーションワゴン」となっています。でも、コンパーチブルのスポーツカーもジープも一緒くたに「幌型」と分類される例もあるしね。

 「クルマを選ぶのは5年先、10年先の未来を選ぶこと」と言ったのはトヨタのコマーシャルでしたけど、あれはイイこと言ってますねぇ。実を言うとカルディナもまだ135,000kmしか乗ってなかったし、このところ燃費も向上しつつあったので、もう少し乗ってもいいかなと思ったのですね。20万はともかく、15万kmくらいは。でも、財政的にクルマを買い換えるチャンスでもあったし(ここで買わないと別の用途に流用しそうな・・・)、この先5年10年という期間を考えたときに、今はこの手のクルマに乗っているのが良さそうな気がしたのですね。子供たちと一緒にキャンプ道具満載で出かけたり、たまには両親を乗せて食事やドライブに出かけたり。あと10年もすれば子供たちは親と一緒には出かけてくれないだろうし、両親だって、存命していたとしてもドライブに付き合うかどうか・・・やっぱり今、一番使いやすいクルマはこういうタイプだと思うのです。あるいは今乗ってこそ価値が発揮できるクルマと言ってもいいかもしれません。その後は2シーターのコンパーチブルでキャンピングトレーラーを引っ張って夫婦で出かけるというのが夢だったりするのですが、果たして実現するのやら。
 んで、トヨタのコマーシャルは「まずトヨタを見なくっちゃね」と続くのですが、対抗馬と目されるノアの発表会を見に行ったところ、確かに荷室や2列目3列目シートのアレンジは良くできていたものの、今ひとつ夢が膨らんでこないデザインだったので、その足でステップワゴンを契約してしまいました(値引きも良かった)。
 なぁんて書くとトヨタファンは「ステップワゴンはどういう風に夢が膨らむのだ」と噛み付いてきそうですが、これはあくまで個人的な感想というか好みですからねぇ、具体的に説明しづらいのです。強いて言えば伸びやかなデザインが気に入ったってとこかなぁ。もっとも、室内を広々見せるためかどうか、2列目のシートは狭いし、3列目は背もたれが低いです。でも、我が家の場合は子供が乗るということが決まってますから、これでもいいと判断したのです。しかし、一般的にも8人乗るというシーンは考えにくいので、ホンダもその辺は割り切って2列目シートを補助シートなしで、もう少し幅広の2人掛けにしたほうがいいと思うなぁ。まぁ、こういう感想は項を改めて書くことにしましょう。
 しかし、これまで「1BOXには乗りたくない!」と言いつづけていたのに、とうとうこのテのクルマに乗ることになってしまいました。と書いたけど、5年前、この家に引っ越してきてカーポートを作ったときに、通常より屋根が50cm高い仕様を選んでいたのは、今日のこの日を予感していたのでしょうね。いつか自分は変節するぞ、って。
 黒基調の内装で、運転席が狭く天井も低かった(髪の毛をこすってたもんなぁ・・・けっして座高が高いというわけじゃないのに)カルディナに比べて、明るくて解放感豊かなステップワゴンで、また新しい家族の思い出を作ってゆきましょう。

 ・・・そうそう、クルマの愛称です。ぼくはメーカーが決めた「コロナ」とか「ブルーバード」とかいう名前で呼ぶのが好きではなく、最初に買ったクルマを「風1号」と呼んでいました。だって、自分の子供やペットの名前がお仕着せなんて厭でしょ。
 で、次のクルマが「風2号」(^^ゞ  まぁそれじゃあまりにも芸がないので「風3号」には「かもでんな」というサブネームを与えたものでした。そのデンでゆくと今度も当然正式名は「風4号」なのですが、サブネームを何にしようかな?
 実は今度クルマを買ったらこれを貼ろうと、9月に軽井沢に行ったときから用意していたステッカーがあって、それが村上康成さんの『Breezing』。言葉の響きや車体のデザインからすると「ステップワゴン」よりも「ストリーム」に似合いそうなのですが、まぁいいじゃないですか。だもんで、今度のクルマの愛称は「風4号・Breezing」ということに、ほとんど購入前から決まっていたようなものでした。
 でもね、そうやって愛称をつけてやっても、人前で「こないだ風4号に乗っててね」とか「最近、Breezingの燃費がねぇ」とは言わないというか言えないものなんですよね、実際は。

 関連サイト: 「本田技研工業」 「軽井沢瓢々亭」